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非エンジニアがニュースアプリに広告を貼ったら、タグはあるのにバナーが出なかった話

スワぽいニュースのトップ画面。見出し「ニュースを読む前に仕分ける」と、右スワイプで保存・左でスキップの説明があるランディングページ
広告を貼ろうとしていたスワぽいのトップ。ここにタグはあるのに、バナーが出なかった。

Google AdSenseの審査、落ちたことありますか。自分はあります。

サイトは動いてる。アプリも公開してる。なのにAdSenseは通らない。で、次に手を出したのが忍者AdMaxでした。スワぽい にタグを貼って、管理画面は配信中。ソースにもタグ文字列がある。画面にも広告用のスペースがある。なのにバナーが来ない。夜中にスマホで自分のニュースカードをスワイプしながら、「ここ空いてるの分かってるのに」と変な気持ちになったのを覚えてます。

最初は「貼れば出る」と思ってた。違った。

AdMaxは、いまでも“昔のページ”を見にくる

ここが一番大事かも。

忍者AdMaxは、ざっくり言うと昔ながらのWebページをHTTP(いまはHTTPS含む)で開いたときのHTMLを前提に動きます。ブラウザが最初に受け取った文書の中から、決められた受け皿を探して絵を置く。いま風のニュースアプリみたいに、あとから画面が組み上がる作りだと、その前提がズレる。

たとえは簡単で、配達員が「紙の地図どおりの玄関」に荷物を置くルールだとします。あなたはアプリ側で、あとから玄関を組み立ててる。地図には住所がある。管理画面は配達中。でも配達員が来た時刻には、正しい玄関がまだ無い——あるいは隠れた仮玄関だけがある。結果、見える場所は空っぽですよね。

AdSenseから流れてきた人ほど、「タグさえソースにあればいい」と思いがちです。自分もそうでした。AdMaxでは、HTTPで参照される側の形に合わせる対策が必須、というのがスワぽいでの実感です。

症状はシンプルだった

配信中。ソースにタグあり。枠あり。絵なし。

審査待ちなのか、在庫がないのか、実装ミスなのか。切り分けがつかなくて、しばらく「そのうち出るでしょ」と放置しそうになった。出なかったです。

ソースにタグがあるのは安心材料になりやすい。表示の証拠にはならない。そこ、早めに疑ったほうがいい。

受け皿の名前が一字足りない

広告のスクリプトは、決められた形の受け皿だけを拾います。部屋番号と表札がセットで揃ってないと届かない、くらいの感覚。

自分の最初の実装は、必要な印のうち一つが欠けていました。荷物を出す側は動いてるのに、枠のサイズがほぼゼロのまま。IDがズレてるのも同じで、隣の部屋に届けようとして空振りしてました。地味。でも痛い。

審査用に隠したポストが、本番を先取りした

本命はこっちでした。

AdMaxの審査で「タグあるよ」と見せたくて、画面には出さない隠し枠を置いていたんです。HTTPでページを開いた直後、配達員は早いタイミングで受け皿を探す。Reactで本番の枠ができる前に、隠した仮ポストを見つけて荷物を入れてしまう。

あとから本番の見える枠ができても、「その住所は配達済み」扱いになり、ユーザーが見てる場所は空っぽ。審査対策のつもりが、本番を殺してた。正直、笑えないミスです。

配達はだいたい一度きり

親ページで回るスクリプトは、だいたい一度しか回りません。朝一で家を見て回って終わり。あとから増えたポストは見落とす。

スワぽいのトップみたいに、画面が後から組み上がると、「上だけ出る」「下だけ出る」「ブログは出るのにトップは出ない」が起きやすい。同じ住所を親で共有すると、先に見つかったほう優先になりがちです。

AdSenseのタグ感覚のままコピペすると、ここでハマる人が多いんじゃないかな、と思います。

出てないんじゃなく、スカスカに見えていた

アプリ画面では別パターンもありました。広告自体は出てるのに、別枠や説明文が間に挟まって、カードから離れてスカスカ。出ないバグだと思ってたら配置の問題だった、というやつです。

対策の芯は「HTTPで読める小さな別ページ」

派手なことはしてません。

枠ごとに小さな別部屋——iframe——を用意して、その中でAdMaxが得意な形(昔ながらのページ読み)で荷物を受け取るようにした。親の広い廊下で全員分を一度に配ろうとしない。同じIDを複数使うときも、親を共有しない。審査用の隠しポストは、配達員が掴む形では置かない。コメントに残す程度に留めた。

要するに、AdMaxがHTTPで参照しにきたときに困らない部屋を、枠の数だけ用意する。受け皿の印とIDも揃えた。配置はカード直下など、読みの区切りに一本化しました。

いまの感覚

AdSenseに落ちてAdMaxへ来た人ほど、「タグ貼り=完了」と思いやすい。スワぽいではそれが通じなかった。

管理画面が配信中でも、HTTPで見にきた側の受け渡しがズレていれば、ユーザーには出ない。ソースにタグがあるのも安心材料であって、表示の証拠じゃない。いま風のアプリほど、昔のページ前提とのズレが大きくなる。決め手は、誰が・どの枠を・いつ・一度だけ掴むかを単純にしたこと——枠ごとの小さな別ページでした。

バイブコーディングだと、タグ貼りは本当に一瞬で終わる。だから余計に、「貼ったのに出ない」で夜更かししやすいですよね。自分はそこで学びました。

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