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【実験ログ#001】バイブコーディングで「スワぽい」を0から作った話

更新: 2026年7月17日冨岡 優喜(トミークリエイト代表)9分で読めます
実験ログバイブコーディングスワぽい非エンジニア

正直、最初は半信半疑でした。

ニュースアプリを0から作るなんて、自分にできるのか。エンジニアでもないし、設計とかインフラとか、ちゃんと分かってるつもりもない。

それでも今、スワぽいは公開されています。いわゆるバイブコーディングで作りました。

スワぽいニュースのトップサイト。見出し「ニュースを読む前に仕分ける」と、3ステップの使い方説明があるランディングページ
公開中のトップサイト。登録なしでも触れるようにしています。

きれいな手順書じゃないです。自分がやったことと、途中で詰まった話です。2026年7月時点の話。

で、何をしたのか

定義はよくわからないので、自分がやったことだけ書きます。

やりたいことを日本語でAIに伝えて、出てきたものを動かして、変なところをまた言葉で直してもらう。それの繰り返しでした。

最初の指示なんて、「右スワイプで保存、左でスキップ。カード1枚ずつ出したい」くらいです。

スワぽいアプリの画面。中央にニュースカード、左にスキップ、右に保存のボタンがあるスワイプUI
いまのアプリ画面。カードを見て、スキップか保存かを左右で決める形です。

自分で全部書くよりは早い。ただ、何を作ってるか自分で見てないとすぐ迷子になる。そこは本当にそう。

いまのスワぽいって、ざっくり何で動いてるの

理想の構成とかじゃないです。いま動いてるものです。

画面側は React 系のいつものやつで、見た目は Tailwind。最初から全部理解して選んだわけじゃなくて、「これでいけそう」と言われたものを触りながら馴染ませていった感じです。

公開は Cloudflare。main に push するとネットに載る。ここは便利でした。

裏側には、ユーザー情報とか保存した記事を置く場所があります。ニュースは毎回外から取りに行くと重いので、いったん溜めておく。別の小さなプログラムが、毎時0分くらいに補充して、だいたい40件前後まで入れておく、みたいな感じです。

ニュースの元は、日本語を取ってくれる外部サービス。全文を自分のサイトに載せるのはやめて、見出しと要約だけ出して、本文は各メディアへ飛ばす形にしました。著作権まわりで変なことをしたくなかったからです。

ログインは Google か、メールに届くリンク。一度入るとだいたい90日は覚えている。課金は Stripe と Google Play で、PROは月額980円。無料は1日50回まで。ジャンルはテクノロジー、ビジネス、スポーツ、エンタメ、科学、政治、健康、国際の8つ。

どう進めたか

最初から全部決めてないです。

カード1枚が出る → スワイプが動く → 保存一覧ができる → ニュースが取れる → ログイン → 課金。だいたいこの順。

仕様書を書いてから着手、みたいなことはしてません。触ってみて「ここ違う」と思ったら直す。そのほうが合ってました。

うまくいった日は、朝ぼんやり考えてたものが夜には動いてたりする。逆に、同意バナーとか計測みたいな地味なところは、何日も粘ったこともあります。派手なところより、そっちのほうが時間かかった。

文章より触ったほうが早いです。スワぽいは登録なしでもスワイプできます。

アプリ本体だけでは伝わりにくいところもあるので、使い方を説明するブログも別で用意しています。

スワぽいニュースの解説ブログ。デジタル新聞風のトップと、スワイプで読む習慣の紹介
スワぽいの使い方を書くブログ。アプリ本体と役割を分けています。

助かったこと

画面まわりは楽でした。

「PCでも矢印キーで左右できるようにして」みたいなのも、そのまま通ることが多い。見た目の細かい直しも、自分で調べるより早い。

同じような作業を何度もやる系も強い。ああいうのは人間がやると飽きるしミスるので、そこはAIのほうが向いてる気がします。

つまずいたこと

たぶんこっちのほうが大事です。

Cookie同意を入れたあと、アクセス解析の新規ユーザーが急に0になりました。同意をもらう前に計測を飛ばしてなかったのが原因。直すまでは「壊れたのか、設定ミスなのか」と焦りました。

ニュース周りも地味に面倒です。同じ記事が二重に出たり、古いのが残ったりする。いまは90日より古いものは出さないようにしてます。こういう条件、自分から言わないとスルーされがち。

課金とログインも同じで、動くものは出る。でも「これで大丈夫か」は自分で確認するしかない。

バイブコーディングは楽です。でも丸投げすると事故ります。少なくとも私はそうでした。

これからやる人へ

最初から完成を目指さなくていいと思います。

スワイプ1回だけ動く画面でもいい。ニュースが3件しか取れなくてもいい。公開できる形にするのは、そのあとでいい。

自分は「ちゃんと作れる人だけがアプリを出す」と思い込んでた側でした。でもスワぽいに関しては、やりたい体験を言葉にして、直し続けた結果が今です。

気になったら、先に触ってみてください。スワぽいで左右にスワイプしてみると、何を作ろうとしてたかが一番わかりやすいです。

同じように、作った記録として アイまーるを0から作った話 も書いています。Webアプリでも、ニュースと健康系では気をつける場所がかなり違いました。

一人で進めるのが不安な人は、トミークリエイトの伴走サポートもあります。必要ならメールください。

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