【実験ログ#001】バイブコーディングで「スワぽい」を0から作った話
正直、最初は半信半疑でした。
ニュースアプリを0から作るなんて、自分にできるのか。エンジニアでもないし、設計とかインフラとか、ちゃんと分かってるつもりもない。
それでも今、スワぽいは公開されています。いわゆるバイブコーディングで作りました。
きれいな手順書じゃないです。自分がやったことと、途中で詰まった話です。2026年7月時点の話。
で、何をしたのか
定義はよくわからないので、自分がやったことだけ書きます。
やりたいことを日本語でAIに伝えて、出てきたものを動かして、変なところをまた言葉で直してもらう。それの繰り返しでした。
最初の指示なんて、「右スワイプで保存、左でスキップ。カード1枚ずつ出したい」くらいです。
自分で全部書くよりは早い。ただ、何を作ってるか自分で見てないとすぐ迷子になる。そこは本当にそう。
いまのスワぽいって、ざっくり何で動いてるの
理想の構成とかじゃないです。いま動いてるものです。
画面側は React 系のいつものやつで、見た目は Tailwind。最初から全部理解して選んだわけじゃなくて、「これでいけそう」と言われたものを触りながら馴染ませていった感じです。
公開は Cloudflare。main に push するとネットに載る。ここは便利でした。
裏側には、ユーザー情報とか保存した記事を置く場所があります。ニュースは毎回外から取りに行くと重いので、いったん溜めておく。別の小さなプログラムが、毎時0分くらいに補充して、だいたい40件前後まで入れておく、みたいな感じです。
ニュースの元は、日本語を取ってくれる外部サービス。全文を自分のサイトに載せるのはやめて、見出しと要約だけ出して、本文は各メディアへ飛ばす形にしました。著作権まわりで変なことをしたくなかったからです。
ログインは Google か、メールに届くリンク。一度入るとだいたい90日は覚えている。課金は Stripe と Google Play で、PROは月額980円。無料は1日50回まで。ジャンルはテクノロジー、ビジネス、スポーツ、エンタメ、科学、政治、健康、国際の8つ。
どう進めたか
最初から全部決めてないです。
カード1枚が出る → スワイプが動く → 保存一覧ができる → ニュースが取れる → ログイン → 課金。だいたいこの順。
仕様書を書いてから着手、みたいなことはしてません。触ってみて「ここ違う」と思ったら直す。そのほうが合ってました。
うまくいった日は、朝ぼんやり考えてたものが夜には動いてたりする。逆に、同意バナーとか計測みたいな地味なところは、何日も粘ったこともあります。派手なところより、そっちのほうが時間かかった。
文章より触ったほうが早いです。スワぽいは登録なしでもスワイプできます。
アプリ本体だけでは伝わりにくいところもあるので、使い方を説明するブログも別で用意しています。
助かったこと
画面まわりは楽でした。
「PCでも矢印キーで左右できるようにして」みたいなのも、そのまま通ることが多い。見た目の細かい直しも、自分で調べるより早い。
同じような作業を何度もやる系も強い。ああいうのは人間がやると飽きるしミスるので、そこはAIのほうが向いてる気がします。
つまずいたこと
たぶんこっちのほうが大事です。
Cookie同意を入れたあと、アクセス解析の新規ユーザーが急に0になりました。同意をもらう前に計測を飛ばしてなかったのが原因。直すまでは「壊れたのか、設定ミスなのか」と焦りました。
ニュース周りも地味に面倒です。同じ記事が二重に出たり、古いのが残ったりする。いまは90日より古いものは出さないようにしてます。こういう条件、自分から言わないとスルーされがち。
課金とログインも同じで、動くものは出る。でも「これで大丈夫か」は自分で確認するしかない。
バイブコーディングは楽です。でも丸投げすると事故ります。少なくとも私はそうでした。
これからやる人へ
最初から完成を目指さなくていいと思います。
スワイプ1回だけ動く画面でもいい。ニュースが3件しか取れなくてもいい。公開できる形にするのは、そのあとでいい。
自分は「ちゃんと作れる人だけがアプリを出す」と思い込んでた側でした。でもスワぽいに関しては、やりたい体験を言葉にして、直し続けた結果が今です。
気になったら、先に触ってみてください。スワぽいで左右にスワイプしてみると、何を作ろうとしてたかが一番わかりやすいです。
同じように、作った記録として アイまーるを0から作った話 も書いています。Webアプリでも、ニュースと健康系では気をつける場所がかなり違いました。
一人で進めるのが不安な人は、トミークリエイトの伴走サポートもあります。必要ならメールください。
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