トミークリエイト

【実験ログ#001】バイブコーディングで「スワイプ×要約ニュースアプリ」を0から作った話

更新: 冨岡 優喜6分で読めます

「非エンジニアがニュースアプリを公開?」最初は半信半疑でした。

設計もインフラも深く理解していない私が、今こうしてスワイプ×要約ニュースアプリ「スワぽい」を無事公開できています。使ったのは、いわゆる「バイブコーディング(AIとの対話開発)」です。

きれいな成功手順書ではなく、2026年7月時点で実際に試行錯誤し、途中で詰まったリアルな記録を残します。

スワぽいニュースのトップサイト。見出し「ニュースを読む前に仕分ける」と、3ステップの使い方説明があるランディングページ
公開中のトップサイト。登録なしでも触れるようにしています。

私がやった「バイブコーディング」

正確な定義はわかりませんが、やったことはシンプルです。「やりたいことを日本語でAIに伝え、動かし、変なところを言葉で修正してもらう」の繰り返しでした。

最初の指示なんて、「右スワイプで保存、左でスキップ。カード1枚ずつ出したい」だけでした。

スワぽいアプリの画面。中央にニュースカード、左にスキップ、右に保存のボタンがあるスワイプUI
いまのアプリ画面。カードを見て、スキップか保存かを左右で決める形です。

自分でコードを書くより圧倒的に速いです。ただ、「いま何を作っているか」を人間が把握しておかないと、一瞬で迷子になります。そこは間違いありません。

「スワぽい」の裏側

理想の構成ではなく、いま動いているものです。

  • フロントエンド・デザイン: React系 + Tailwind CSS。「これでいけそう」と提案されたものを、触りながら理解していきました
  • ホスティング: Cloudflare Pages。GitHub の main に push すればすぐ反映されます
  • バックエンド・データ更新: 別プログラムが毎時0分に自動実行し、日本語ニュースを取得して常に40件前後をストックします
  • ニュースの出し方: 著作権に配慮し、見出しと要約のみを表示。本文は各メディアへ遷移します
  • ログイン・決済: Google / メールリンク。決済は Stripe および Google Play。カード情報は自分のサーバーで預かりません
  • 料金プラン: 無料(1日50回)/ PRO(月額980円・広告非表示)

アプリ本体だけでは伝わりにくいところもあるので、使い方を説明するブログも分けています。

スワぽいニュースの解説ブログ。デジタル新聞風のトップと、スワイプで読む習慣の紹介
スワぽいの使い方を書くブログ。アプリ本体と役割を分けています。

仕様書なし、動かしながら直した

作った順番は、だいたい次のとおりです。

  1. カードが出る
  2. スワイプが動く
  3. 保存一覧ができる
  4. ニュースが取れる
  5. ログイン
  6. 課金

朝思いついた機能が夜には動いている日もあれば、同意バナーや計測などの地味な実装に何日もハマることもありました。

一番つまずいたこと

AI開発は楽ですが、丸投げすると事故ります。とくに次の3点は、人間側の確認が必須でした。

  1. Cookie同意とアクセス解析
    同意バナー導入後、計測が急に0になりました。「同意前に計測を飛ばす設定」が抜けており、エラーログにも出ないため焦りました。
  2. データクレンジング
    重複記事の排除や「90日以上古いニュースを消す」といった条件は、人間側から指示しないとスルーされます。
  3. セキュリティと決済
    AIに「決済を作って」と頼むと画面は出ますが、自前でカード情報を保持する危険な構成になりがちです。Stripe などを通す安全な設計になっているか、人間が確認する必要があります。

これから始める人へ

最初から完璧なアプリを目指す必要はありません。「スワイプが1回動く画面」や「ニュースが3件取れる状態」からスタートすれば大丈夫です。

「ちゃんと作れる人だけがアプリを出す」と思っていましたが、言葉で伝え、修正を重ねることで形になりました。まずは登録なしで触れる「スワぽい」で、スワイプ体験を試してみてください。

> RATE THIS POST

この記事を評価する

評価には Google アカウントでのログインが必要です。

まだ評価はありません

> SHARE

この記事をシェア

役に立ちそうなら、気軽に共有してください。

> EDITORIAL

この記事の執筆について

AIが下書きを作成し、冨岡 優喜(トミークリエイト代表)が責任を持って内容を確認・校正しています。公開する文章の最終責任は運営者にあります。

> RELATED LOGS

関連記事

バイブコーディングで簡単にウェブサイトが作れる今、学ぶべきは利用規約である

画面に見えても、機械で抜いていいとは限らない。スワぽいと真壁でヒヤッとしたあと、「先に利用規約と公式APIを見る」に切り替えた話です。

更新: 冨岡 優喜6分で読めます
バイブコーディングとは?非エンジニアがアプリを作るときに変わったこと

雰囲気任せではなく、作りたい体験を言葉にしてAIと直す。スワぽいから真壁まで作って、何が速くなって、何が人間側の仕事として残ったかを書いています。

更新: 冨岡 優喜13分で読めます
非エンジニアのAI副業ロードマップ|まず小さく作って公開する

いきなり稼ぎ方を考えると手が止まる。スワぽい・アイまーる・真壁を出した順で、小さく作って公開してから収益化を考える話です。

更新: 冨岡 優喜12分で読めます