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非エンジニアのAI副業ロードマップ|まず小さく作って公開する

更新: 冨岡 優喜12分で読めます
Cursor Agentの入力欄に「非エンジニアのAI副業ロードマップ|まず小さく作って公開する」と入力されている画面
小さく作って公開する、というロードマップの出発点。

「AI副業を始めたい」と思っても、最初に何をすればいいのか分かりにくいですよね。

自分も最初から収益化の設計ができていたわけじゃない。まず スワぽい を作り、次に アイまーる を作り、物販寄りの 真壁探偵事務所 も試しました。

その経験から言うと、非エンジニアがいきなり稼ぎ方だけを考えると、手が止まりやすいです。先に「小さく作って、公開して、直す」流れを作ったほうが現実的でした。収入の数字は最初から設計できたわけじゃなくて、作りながら目標として置いたものです。

まず「稼ぐもの」じゃなく「使うもの」を作る

最初から売れるサービスを作ろうとすると、考えることが一気に増えます。

誰に売るのか、価格はいくらか、決済はどうするのか、告知はどうするのか。ここまで同時に考えると、作り始める前に疲れます。

なので、最初は「自分が使うもの」でいいと思っています。

スワぽいは、ニュースを読む前に仕分けたいから作りました。アイまーるは、画面作業中に休憩できない自分が嫌で作りました。真壁探偵事務所は、USBとWebを組み合わせた体験型ミステリーを試したくて作りました。

どれも、最初から完璧なビジネスじゃない。でも、自分の不便から出発しているので、直すべきところが分かりやすい。

1. 小さく動くものを作る

最初の目標は「公開できるプロダクト」じゃなくて、「自分のPCかブラウザで動く画面」です。

スワぽいなら、最初はニュースカード1枚で十分でした。右にスワイプしたら保存、左にスワイプしたらスキップ。それだけです。仕様書を書いてから着手、みたいなことはしていません。ニュース取得、ログイン、Stripe / Google Play の課金は、そのあとです。

アイまーるなら、20分タイマーが動いて、休憩の表示が出れば十分でした。体操、4-4-6呼吸、ガイド記事は後から足しました。最初に決めたのは機能リストじゃなくて、「会員登録なし」「記録は端末内」「医療機器ではないことを明記する」といった守る条件でした。

この段階では、画面を触って「これは続けたいか」を見る。作ってる本人が面倒だと思うものは、たぶん他の人にも使われにくい。

2. ネットに出して、自分のスマホで触る

ローカルで動いたら、早めに公開します。

スワぽいアイまーるも、GitHubのmainにpushするとCloudflare側で公開される流れにしています。自分のPCでは気づかなかった問題が、スマホで触るとすぐ出ます。

アイまーるでは、最初は「統計・設定」を別タブにしていました。項目が増えるほどスマホで押しづらくなり、何度か使ってみたあと、ホーム側にまとめました。いまのメニューは「ホーム・設定」「ストレッチ」「タイマー」「呼吸」「ガイド」の5つです。PCの画面を眺めていただけでは気づきませんでした。

公開後にスマホで触ると、すぐ出てきました。ボタンが小さい。メニューが多くて迷う。説明が長い。読み込み中に何が起きているか分からない。休憩を始めるまでが面倒。

派手な機能より、こっちのほうが長引くことも多いです。アイまーるでは、URL末尾のスラッシュの扱いで検索まわりが面倒になったのも、公開後の作業でした。

3. 作った過程をそのまま書く

副業として考えるなら、作った過程を残しておくのが大事です。

「こう作れば稼げます」より、「自分はこう作って、ここで詰まりました」のほうが信用されます。自分が書けるのは、自分が触った部分だけです。

たとえば、スワぽいではCookie同意を入れたあとにアクセス解析の新規ユーザーが0になりました。同意をもらう前に計測を飛ばしてなかったのが原因です。ニュースの重複や、90日より古い記事を出さない条件も、自分から言わないとスルーされがちでした。

アイまーるでは、医療っぽい言い方をしすぎないよう何度も直しました。ガイド記事の下書きにAIを使っても、そのまま公開はしていません。医師の監修がないこと、参考値であること、記録を外部へ送らないことを、サイト側でもはっきりさせています。

真壁探偵事務所では、売上の数字をこの段階では書いていません。確認できない数字を盛っても意味がないからです。販売は Booth、公式サイトは事務所の入口、という役割分担も、体験を壊さないための判断でした。

こういう失敗や判断は、作った人しか書けません。薄い一般論より、こういう一次情報のほうが残りやすいはずです。実験ログ#001〜#003は、そのための記録です。

4. Webか、物理物かで分岐する

収益化の候補は、プロダクトによって違います。

スワぽいのようなWebアプリなら、無料枠(1日50回)と有料プラン(PRO月額980円)。ログインは Google かメールリンク。課金は Stripe と Google Play。カード情報を自前で持つ実装は避けました。決済を自前で組むとセキュリティ上のリスクが大きい、というのが一次情報としての実感です。

アイまーるのような習慣化ツールなら、Web版に加えてAndroid版。記録は端末内、医療機器ではないことを明記。真壁探偵事務所なら、USB本体の販売は Booth。公式サイトは入口と報告ポータル。

作り方も全然違います。スワぽいアイまーるは、公開したあとにコードを直せば、すぐ全員へ反映されます。真壁探偵事務所はUSBがあるので、「やっぱり全部差し替えます」とは言いにくい。発送や在庫もあります。パスワードも正解も渡さない、とサイトに書いているのも、体験を守るためです。

非エンジニアが最初に挑戦するなら、Webアプリのほうが軽いです。物理物は、世界観を作るのが好きな人向け。自分も真壁は後から触りました。

作る前から「どれが儲かるか」だけで選ぶと、たぶん続きません。作っている本人が使いたい、直したいと思えるもののほうが、結果的に続けやすい。

自分が今なら、この順番で進める

今から非エンジニアが始めるなら、こう進めます。自分の不便を1つ選ぶ。Cursorで最小の1画面を作る。GitHub + Cloudflare Pagesなどで公開する。スマホで触って直す。詰まったところを記事にする。使われ方を見て、収益化を考える。

自分が飛ばして後悔しやすいのは、「公開してスマホで触る」手前で止めないことです。ローカルで綺麗に見えても、押しにくさはスマホでしか分かりません。強いモデルを使いすぎて枠が先に尽きる、という話は Cursor ProのAPIが6日で100%になった話 にも残しています。

次に読む記事

実例は 実験ログ#001(スワぽい)実験ログ#002(アイまーる)実験ログ#003(真壁探偵事務所) です。言葉の話は バイブコーディングとは?、最初の指示は Cursorで最初に何を作るか に書いています。

一人で進めるのが不安な人は、トミークリエイトの伴走サポートもあります。必要ならメールください。

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